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発色のしくみ
64kirikoのカラーは、陽極酸化処理という表面処理によります。
水溶液中で電圧を加え、チタンの表面結晶と酸素を反応させ、
酸化被膜「TiO2」を形成させる表面処理です。
電圧を変えることで被膜の厚みを制御し、色合いを変化させることができます。
光が当たると酸化被膜がプリズム効果をおこし、
さまざまな色合いに変化して見えます。
虹と同じ干渉色であり、チタンの陽極酸化処理被膜は、
着色(コーティング)ではなく、発色と言われています。
この発色は、64kirikoの命です。
光の作用
一般的にチタンの酸化被膜の表面では、
光触媒作用がはたらいていると考えられています。
光触媒作用とは、光が当たるとその表面で強力な酸化力が生まれ、
接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を
分解・除去することができる作用です。
二酸化チタンの粉末を用いたチタンの光触媒による抗菌効果は、
一般的に知られ商品化もされています。
64kirikoの表面でも同じように光触媒作用があると考えられ、
現在検証しています。
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